境界線 | 青木薬局 | 岡崎市の不妊漢方・アトピー漢方

境界線

今日は、午後から金融機関へ入金に行きました。JR岡崎駅周辺にある数軒をまとめてまわるので、小回りがきく徒歩で出かけます。運動不足解消にもなりますし。


天気は快晴で、時間に少々のゆとりがあったので、久しぶりに駅の反対側、来年4月開院予定の「藤田医科大学 岡崎医療センター」を見てきました。


都市計画に基づいて造られた広い道路沿いに建設中の巨大な建造物。
外から幕がかけられていましたが、外観がうかがい知れるくらいは出来ていました。


帰り道、JRの踏切を渡って、子供の頃に通学路として歩いた道に入ります。急な坂を登り、少し歩くと、急な下り坂です。そこからは、まるで山のてっぺんのように雄大な風景が見えます。


その瞬間、ひらめくように思いました。
子供の頃、僕は学区という概念の中で生きていたんだなぁ、と。


見えている風景には、当時の学区内と学区外が地続きで広がっています。
それでもあの頃は、学区内にいる時と、その外に行く時の感覚は明らかに違っていました。大げさかもしれませんが、学区外は外国へ行くような感覚だったような気がします。


目には見えない境界線の中で生きているのは、人にとって必要であるけれど、不思議なことだなぁ、と思いました。



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